寝台特急「出雲」惜別乗車

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松江駅に停車中の寝台特急「出雲」。乗り納めで久しぶりに寝台特急に乗りました。



 どうして出雲に乗りたくなったかというと、最近福井に移り住んでから「北陸」に乗らなくなったこともあり、「最近、寝台特急乗ってないな…」と思ったのがきっかけ。福井ならきたぐにとか日本海とか選択肢はあるけど(日本海も青森止まりになってしまう)、禁断症状なのか、久しぶりに乗りたくなってきたのです。
 そんな中、出雲を選んだのは、「ディーゼル機関車牽引の夜行列車」であること。北海道関連ならいくつかあるものの、本州では今や「出雲」しかなく、特に余部鉄橋を通るところに迫力が感じられと思ったからです。
 そこで、出雲に載ったときの写真を公開します。




2月18日、21時。1ヵ月後のダイヤ改正で廃止される「出雲」。
10番ホームは「カメラ持った人が結構いたわー」。
まあ、自分もその一人やけど…。
暗かったので画質が悪いですがただ写真に収めるのはもったいないので公開します。
列車は定刻どおり東京を出発。同じように乗り納めしている客が多かったです。


食堂車はフリーズペースになっているのですが、この「食堂車」オシ24も、
この改正でなくなってしまいます(北斗星・トワイライトエクスプレスはスシ24)。
オシ24は、以前ははやぶさ、富士、あさかぜ1・4号にもあったのですが、
あさかぜのが最初に廃止され、はやぶさ・富士は併結運転の際に廃止…。

食堂車に行ってみると、ものの見事に団体客のように机に弁当を広げて
食事をしている人が何組かいました。
それもオードブルのようなものを持ち込んで「気分は食堂車」って言う感じ。
まあ、それは楽しそうだなと思いました。

私はすぐベッドへ。「京都での転線、機関車付け替えが見たいので早く寝なければ…」
ということで24時過ぎには寝ました。


夜中、いったん目が覚めたら3時過ぎ。まあ「いい時間」だと、夜中の食堂車へ移動。
同じように眺めを見ている人が数人。やっぱり気になるのはみな同じかな。
大津を過ぎ、「機関車付け替えるのならいったん外に出たい」と思い、
ズボンと靴下を履いてジャンバーを着て準備万端。


京都への転線は、湖西線の車両が本線から入るのと同じルートで、2番線へ。
下り列車が2番線から発車するっていうのももうなくなるのかな。

写真は京都駅入線後に入れ替えするEF65です。
東京のEF65PFも寝台特急牽引から引退です。


夜中3時40分だと言うのに、京都駅で待ち構えている人がすでに30人くらい。
それに「出雲」の客が20人くらい混じって駅はにぎやかです。
機関車がEF66からDD51に交代。
DD51牽引の寝台なんて北海道を除くとここだけなので、今や貴重な存在。


A個室の1号車の通路写真です。
本来ならA個室と考えていたのですけど、同じことを考えている人が多いのか、
人気があるからか分からないですが、結局、指定が取れませんでした。
何度も指定たたいてもらったのですけど、結局取れなかったです。
日本海にも連結されているので、早めに乗っておこうと思います。


こちらが「狭い」と言われているA個室寝台。けど、狭いとはいえ、
A個室寝台は子供のころは個室があれしかなかったこともあって憧れの的だった…。
まあ、B寝台でもそれなりのものは味わえるんでいいかと思ったけど。


香住を過ぎて朝食のサンドイッチを片手に通路の補助いすへ。
香住からは立席特急券で乗ることが出来ます。
隣のボックスの客と「立席特急券(ヒルネ)で出雲乗り納めする人がいっぱい
乗り込んできたら大変だ」と話をしていたら、「立席特急券での乗車は3号車
と4号車だから大丈夫」って言われ、6号車に乗っていた私は安心していたけど、
この後、ヒルネ客の被害に遭うとは思いもしませんでした…。


私のいたボックスには香住からヒルネ客に占領され、腰を下ろすところがなくなった。
余部鉄橋でも撮影場所でもめたりということもあったらしいですが、惜別乗車だと
こうしたいざこざというのは起こりやすいですね。

寝不足なので9時までは寝ようと思い、気になるところだけ車窓を見て基本的には
寝てました(というか座席が占領されていて座れなかった)。
松江で写真を撮ってからは隣のボックスに移動して、宍道湖を眺めてました。


あとがき


寝台特急「出雲」の廃止はやっぱり名残惜しいです。鳥取県から東京(上野・新宿含む)へ直通する列車がなくなったのです。
一昔前までは東京までの直通列車がない県というと沖縄、高知、徳島、和歌山など数えるほどしかありませんでしたが、青函トンネルと瀬戸大橋が開業し北海道と愛媛が増えてからは減少傾向で、鹿児島、宮崎、長崎、福井と減る一方です。
余部鉄橋を客車で渡るのは「だいせん」以来。智頭急行の開業以来、鳥取へのメインルートが変わってしまい、「だいせん」も需要が減って廃止されてしまいました。
島根へは伯備線経由の「サンライズ出雲」が登場していて、こっちは速くて人気が高いので、それも出雲の衰退に大きく影響しているのです。観光需要を考えても観光資源は鳥取よりも島根に多いのも出雲にとっては苦しかったでしょう。
しかし、何よりも深刻なのは高齢化と過疎の問題。鳥取県、島根県とも寝台特急を利用する人口そのものが減ってしまえば元も子もありませんけどね。
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